乳児湿疹とのバトル 〜第2章 あせも〜
赤ちゃんレベル 3ヶ月

 

前回、第1章(乳児湿疹とのバトル 〜第1章 脂漏性湿疹〜 - むぎもちこのこそだてクエスト)では脂漏性湿疹で悩んでたいた時に小児皮膚科の先生と出会い、顔の湿疹は劇的に治ったものの、次にお腹や背中などまた新たな場所に湿疹が移動し始めたところまでを記載した。

 

〜第2章 あせも〜

 

せっかく顔は綺麗に治ったけど腕や足はまだ完治とはいえないし、お腹や背中にも赤い湿疹が出始めていた。また、顔の黄色いカサカサはなくなったけど、今度は頭皮に黄色いカサカサが出てくるように。
前回先生に診てもらってから一週間、また診てもらう日がやってきた。

私 「顔はすっかり良くなりました。でも手足の湿疹はまだ治らなくて…」
医 「顔とか服から出てる場所はすぐ治るけど、服の内側はどうしてもこすれて薬がとれやすいから治りが遅い。薬を続けましょう。」
私 「あと、黄色いカサカサが頭皮にも出るようになって…顔用にもらったロコイド軟膏を頭皮に塗ってみたけどベタベタになっちゃって…」
医 「そうだね、頭皮用にはもっとサラサラしたローションを出しましょう。頭皮も代謝が良くて皮脂が出てきてるんでしょう。」
私「あと、今度はお腹と背中に湿疹が…」
医 「あ〜これは あせも だね〜」
私 「あせも!?」
医 「汗腺の数は赤ちゃんの時から大人になるまで変わらない。つまり表面積の小さい赤ちゃんの肌には汗腺が密集してて、汗の出口が塞がれると、あせもになっちゃう。白いあせもは痒くないけど、赤いあせもは痒い。これは赤いあせもだから痒いと思うよ。痒いと寝れなくて泣くし、それでまた汗かいて悪循環。」
そう言われてみれば、最初は[これなんだろう?]って思ってた手足の白いプツプツが、だんだん赤いブツブツに変わっていった!

私「具体的にどうすれば…」
医「まずは汗をかく原因をなくすこと。ちょっと着せ過ぎかも。生後3ヶ月ぐらいの赤ちゃんは大人より1枚少ないぐらいがちょうど良い。適温は18〜24℃。それを超えると暑いと思う。」
時期は3月初旬、外の気温はまだ13℃ぐらいだった。
家では半袖の短肌着+半袖のコンビ肌着+長袖のロンパースの3枚、外に出る時はさらに厚手の長袖ロンパースを着せて4枚だった。
確かに家では暖房ガンガンで、それでも寒いかと思って羽毛布団かけてたな…
医 「外に出る時はこれでいいけど、家では半袖の短肌着+半袖のコンビ肌着、この2枚で良いと思う。なるべく汗をかかせないようにして。汗をかいたら、蒸しタオルで拭いてあげて、着替える。あせもができているところは、薬を塗る。塗るのは、起きてる時は触ったりして取れちゃうから、寝てから。」

引き続き身体の湿疹用にステロイドの混合薬(ロコイド軟膏0.1%+ヒルドイドソフト軟膏0.3%)、頭皮用にステロイドのローション(リドメックスコーワローション0.3%)、身体の保湿剤(ヒルドイドローション0.3%)をもらった。

うちには犬がいて、もし犬アレルギーだったらどうしようって不安だったから、湿疹の理由が汗からくるものかもしれないっていうのが分かっただけでも少し安心した。

しかしここからの汗との付き合いが結構大変だった。

①まずは汗の原因をなくすための対策。
薄着にして、部屋の温度は温めすぎない、寝る時も羽毛布団ではなくタオルケットに。
3月でもまだ寒く、寒がりの私は寝る時に羽毛布団にくるまってるのに、隣で赤ちゃんはタオル一枚…笑
出かけた時に薄着にさせてて、知らないおじさんに「こんな薄着で寒くないのかい?」って声掛けられたりしたけど、おじさんに私の苦労が分かるまい。ありがた迷惑だよという思いを通り越して菩薩のような笑みで華麗にスルー。
確かに本当にこんなんで風邪ひかないのかな…と心配したが、風邪をひくことはなかった。

②次に、汗をかいた時の対策。
汗をかかないようにしても、授乳後や寝ている間には汗をかいてしまう。
朝起きた時と夜の授乳の後には蒸しタオルで身体を拭いて、新しい服に着替える。
夕方のお風呂の時も着替えるから、一日に3回も着替えて洗濯。これが結構面倒だった。
3月でこんなんだったら、真夏にはどーなっちゃうの!?と不安で仕方なかった。
なるべく回数を減らすために、汗取りパッドを背中に入れて、汗をかいたらそれを抜くようにしてた。
真夏もなんとか汗取りパッドで乗り切った。
めちゃくちゃ使ったな、汗取りパッド…

ガーゼ生地のがたくさんと、タオル生地のが数枚あると夏の熱帯夜なんかは助かった。

③あとは、あせもができてしまった時の対策。
湿疹はとにかく早く治さないとアレルギーになってしまうので、塗り薬で鎮火。

そうして、お腹と背中まで広がったあせもは、上記3つの対策で一週間も経たないうちにだいぶ良くなった。
(それでも愚図った次の日にはぶり返したりして結局4ヶ月ぐらい通院したけど)
先生には「この子は代謝が良すぎる、いわゆる汗っかきなんだね〜」と言われた。
確かに自分も、お風呂上がりに頭にタオル巻いたまま、赤ちゃんのお世話をしたりしてすぐに髪の毛を乾かせなかった時、おでこが蒸れて痒くなることがある。
こんな様々な刺激に耐え抜いてきたBBAの肌でも痒くなるんだ、人生経験たかが数ヶ月の未熟なお肌なんて、蒸れて放置したらそりゃ秒で痒くなるわ。

しかし一時期、塗り薬の使い方がよく分からなくて、困惑した時期があった。
あせもって汗腺の出口が塞がれてなっちゃうのに、さらに保湿して蓋しちゃっていいの?よく分からない…
先生に聞いてみたら、
医 「もちろん蓋はしちゃいけない。汗をかいたら拭いてあげて、保湿剤は薄く塗る。白いプツプツの段階のところは保湿剤。赤いブツブツ、カサカサしてるところはステロイドを使ったら良い。」
この指示は分かりやすかった。2週間に1回ぐらい通院してたけど、毎回「ここはまだカサカサだからステロイド塗って、ここは白いプツプツだから保湿剤」って具合に教えてくれるから、自分でもコツが分かってきた。
写真だと分かりにくいかもしれないけど、こんな感じ。

f:id:mugimochiko:20161206194901p:plain

写真左のカサカサしてないプツプツには保湿剤を薄く塗って、写真右の赤くガサガサしてるところにはステロイドを塗る。

 

そんな感じでしばらくこの面倒な あせも と戦った。

そうして、汗をかかないようにして、できてしまったあせもとの付き合い方にも慣れてきたと思ってた矢先、また新たなる湿疹が現れるのであった…
いよいよ最終章、物語は第3章へと続く…

 

乳児湿疹とのバトル 第3章 〜小麦アレルギー&よだれかぶれ〜 - むぎもちこのこそだてクエスト